シャンプー選びの分かれ道
こんにちは^^ スーパースカルプ福島郡山店 白石です。
ドラッグストアのシャンプー売り場。
ずらりと並んだボトルを前にして、
結局いつもと同じものを手に取っていませんか。
シャンプーは目的によって効果が違います。
そして選ぶ基準は、大きく「髪」か「頭皮」かの2つに分かれます。
洗剤を思い浮かべてください。
食器用、洗濯用、お風呂用——
全部「汚れを落とすもの」ですが、用途がまるで違います。
食器用洗剤で洗濯はしませんよね。
シャンプーも同じです。
「洗えればどれも同じ」ではありません。
シャンプーは大きく分けて、こういう目的で設計されています。
乾燥・脂性・敏感など、頭皮の状態に対応した設計。フケ・かゆみ・においなどの悩みがある方向け
カラー・パーマなどのダメージ毛向け。色落ちを防ぐ、ウェーブを保つといった目的で設計
抜け毛や薄毛の予防をサポートする成分を配合。頭皮環境を整えることが目的
大切なのは、今の自分にとって何が一番の悩みかを決めること。
頭皮がかゆいのにダメージ補修シャンプーを使っていても、
なかなか解決しません。逆もまた同じです。
適度な皮脂量があり、毛穴もきれいな状態
選択肢が多いタイプ。好みで選んで大丈夫
髪の根元に皮脂がたまっていることが多い
洗浄力の高い洗浄剤、においを抑える成分
皮脂不足でカサカサ。表皮のめくれやフケも
保湿成分が豊富なタイプ、抗菌剤・抗炎症剤
敏感な状態で、赤みを帯びることが多い
頭皮にマイルドな洗浄剤、抗炎症剤
いつも通りシャンプーして、しっかり乾かす
頭皮にあぶらとり紙を貼る
そのまま30分ほど待つ
脂の染み出し具合を見る。しっかり染みるなら脂性寄り、ほとんど染みないなら乾燥寄りです
カラーやパーマをすると、日々の摩擦・熱・環境によるダメージを受けやすくなります。顕微鏡で見ると、その進行がはっきりわかります。
キューティクルが密着している状態
キューティクルが浮き上がってくる
キューティクルが完全に剥離する
内部の繊維までバラバラになる
ヘアカラーの色落ちを防ぐタイプは、ダメージが進みにくい洗浄剤が使われています。パーマ向けは保湿成分を増やしてウェーブが出やすくなるよう設計されているようです。
抜け毛や薄毛の予防をサポートする成分が入ったシャンプーもあります。ビタミン類、植物抽出液、頭皮環境を整える成分、毛細血管の拡張が期待される成分などです。
ある研究では、シャンプーを変えたところ抜け毛の本数が変化したという記録が残っています。
逆に言えば——
合わないシャンプーを使い続けることで、抜け毛が増えている可能性もあるということです。
「ずっと同じものを使っているから安心」とは限りません。合っているかどうかは、髪と頭皮の状態が教えてくれます。
リンス、コンディショナー、トリートメント。これらは髪の毛に吸着して、なめらかさを与える製品です。
磁石を思い浮かべてください。
プラスとマイナスは、放っておいてもピタッとくっつきます。
濡れた髪はマイナスに帯電していて、
リンス類の成分はプラス。
だから、髪に自然と吸着するんです。
ここで大事なのが——
濡れた頭皮も、同じようにマイナスに帯電しています。
つまりリンス類は、髪だけでなく頭皮にも吸着してしまうということ。
毛穴に残れば、頭皮トラブルの原因になりかねません。
ちなみに、リンス類のなかにはボリュームアップをうたう製品もあります。こうしたタイプは軽くふんわりした仕上がりになるよう設計されており、しっとり系とは真逆の性質を持っています。
ここまでいろいろお伝えしてきましたが、正直にお話しします。
シャンプーは特定の髪質やニーズに対応するよう設計されていますが、
効果を期待しすぎると、皮膚トラブルを招くこともあります。
一番大切なのは自分の髪質・頭皮の状態に合ったものを選ぶこと。
そして季節やライフスタイルの変化に応じて、必要なら変えていくことです。
夏と冬では皮脂の量が違います。カラーをした直後とそうでないときも違います。「一度決めたら一生同じ」ではなく、そのときの自分に合わせる——それがシャンプー選びの本質だと思っています。
とはいえ、自分の頭皮タイプを正確に見極めるのは簡単ではありません。判断に迷ったときは、専門家の目で見てもらうのが確実です。
マイクロスコープで頭皮の状態を確認しながら、
今のあなたに合ったケア方法をご提案します。


